2014年03月13日

【 3年目に寄せて 】


 なんだか、3月11日になるたびに
「忘れない」
って言う言葉が多く聞かれるのに違和感があって、当日は静かに過ごしていましたが、

1つだけ・・・・。
20140311.jpg
写真は、我が家の畑。
奥の左側、ひときわ緑が強い畑は、本来田んぼで数年ごとに
農協が事実上管理する形で【集団転作】という名の麦作になるのだが、その風景。

その隣は、集団転作の仕組みから離れて ナス栽培 をはじめた畑。
今、石灰を撒いて除草剤を撒いている作業中。
まあ、こうして土壌がやられていく。。。
日本の畑作農業の、日常の現場だ。・・・・
でも彼らとて、農協の仕組みの中で販売し、資材も仕入れている・・・・・。

で、手前の我が家の畑。
ここも実は以前は集団転作の中で時々麦が作られ、
いつもは水田になっていたが、数年前からその仕組みを離れ、無農薬農業を目指し始めた・・・

つまり、3者3様の風景が・・・・。

農協が事実上管理する仕組みから離れるのは、実はとても勇気が要る。
まず、地元がなかなか認めてくれない。
このナス畑も、おそらく交渉が大変だっただろうなあ。
つぎに、水の供給を止められてしまう。
これ、本当にあったこと。

・・・・・まあ、そういうことをつらつらと考えていて、ふと、
福島ではどんな形の農業もできなくなってしまった
という事を思った。
農業をしていなければ、
他のどんな土地へ行っても仕事はできるのかもしれないけど、
土地に根ざした仕事は、そこで、でしかできない。
それまでの土作りも、たった1回の事故で台無しになってしまう・・・・

で、そういうことを考えると、今ここで農業ができる事がとても幸せだと感じるし、
安全な農産物が近くで手に入ることのありがたさをもっと考えるべきだと、ふと感じる。

痛みを分かち合うことは大切だし、痛みを忘れないことも大切だけれど、

恵み、安心できる 【恵み】 を分かち合うことを、もっと広げるべきだと思う。

痛みの分かち合いから、恵みの分かち合いへ

少しの量でも良い。
恵み を、ふくしまの子どもたちへ!! 

  by サラダプロジェクト代表

ラベル:支援
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